スタッフ間の連絡

多人数と少人数

ゲーム製作はサークルによってスタッフ編成がちがいますが、大きく分けて少人数でゆっくり作るタイプと、大人数で突貫して作るタイプに別れます。

一見すると多人数で協力したほうが、良い物を早く作れそうに思えますが、一概にそうとも言いきれないのが、形のないソフトウエアの怖いところです。
参加するスタッフの人数が増えれば増えるほど、スタッフ間でのコミニュケーション作業が増えていくからです。

コミュニケーション作業

コミニュケーション作業とは、上流からは作業指示命令と作業内容説明、下流からは作業報告と意見と要望出しです。
多人数作業の場合は、個々のスタッフが勝手に作業をすると大混乱になってしまうため、総責任者を決め作業指示を出さねばなりません。
少人数なら口頭で色々指示できるのですが、三人を越えると書類での指示が必要となってきます。
書類を作ると言った言わないのトラブルが減りますし、出来上がりの確認にも使えます。

作ると便利な書類の種類

 ・素材発注表

素材の元帳です。制作するのは総責任者です。
Excel等の表計算ソフトで、必要な素材(画像、音楽)の全てをリスト化します。
発注、未発注、作業、未作業、完了が解るように作ります。

 ・プロット

作品のあらすじを結末まで書いた物。
シナリオライターが作成します。
プロットが各スタッフに配られていると、スタッフの完成イメージがはっきりするので、作るのをお勧めします。

 ・字コンテ(画像指定)

CG発注に使う書類です。
総責任者、もしくはシナリオライターが作成します。
文字でどんなCGが必要なのかを伝えます。
場所、時間、登場キャラクター等を明記します。
シナリオの抜粋をつけても良いですね。
悪戯描き程度のラフでも、入れておくと、グラフィッカーが理解しやすくなります。

 ・音楽指定

音楽の指定に使う書類です。
総責任者、もしくはシナリオライターが作成します。
文字でどんな感じの音楽が欲しいのかを伝えます。
こんな感じのシーンで使うと、シーンイメージを明記します。
場面イメージを文章で描写する人もいます。

むやみに人を増やしてはイケナイ

人の集団には士気と言う物があります。
集団が大きくなればなるほど全体の士気を高めるのは難しくなります。

10人編成以上のサークルともなると、どうしても忙しい人と暇な人がでてきます。
むやみに忙しいスタッフほど、暇でぶらぶらしてるスタッフが目障りになります。
「私がこんなに忙しいのに、なんであの子はぶらぶらしてんのっ! キーッ!」
てな感じになりがちです。

怠け者で役に立たないスタッフほど、回りを堕落連鎖に巻き込んでしまいます。

シナリオ系と画像系、音楽系でそれぞれ作業量がちがい、また、忙しくなるタイミングも違いますので、ときどき手が空くのは仕方がありません。
ですが、企画とか監修とか言って、横から口を挟むだけの職務の人はスタッフに入れるべきではありませんし、やめてもらいましょう。

10人越えたら製作進行

大人数になると横から口を挟むだけの業務が発生します。
製作進行と言って、スケジュールの管理、進行、とりまとめをする職務です。
監督代行というか、実務の監督役です。
この役目も難しい職務で、良い製作進行さんが居るサークルはゲームの完成率が高いですし、雰囲気も良くなります。
できない製作進行さんが居ると、サークルは遠からず分解します。

ハッスルする人は貴重です

やる気がある人は実務の腕があまり良くなくても、サークル内に居ると利益があります。
ハッスルは伝染するからです。


堕落が連鎖するように、ハッスルも連鎖します。
やる気があって、自ら前進するようなスタッフは貴重です。
「あまり腕が立たないから、腕の立つグラフィッカーと交換するかな」
とか考えてはなりません。
ハッスルする、ちょっと落ちぐらいのグラフィッカーと、やる気が無くて腕が立つグラフィッカーが居たばあい、ハッスルグラフィッカーを選びましょう。
熱意の無形の貢献は思ったより大きいものです。

 

ハッスルする人と似ているのですが、空転する人がいます。
見た目よく似ていますが、こちらは迷惑な人です。自分勝手に暴れ回り、サークル内をバラバラにしてしまうことがあります。
どう見分ければ良いのでしょうか。
ハッスルする人は、自分の出来る事に邁進します。
空転の人は回りの情況を変化させようとします。
自分の仕事をあまりやらないで、人のやってることに口を出したり、もう決まっている企画を気に入らないからと、根回し無しで変えようする人は空転の人です。やめてもらいましょう。

モドル